iPadminiホルダを作り直してみた

前回作った渾身(?)のiPadminiホルダ。
実際使ってみるといろいろと気が付くことが出てきまして、
簡単にまとめると以下のような点であります。

1・スリットが深過ぎてiPadminiの抜き差しが面倒(音量ボタン部を露出させるため30mm程切り取ったが変わらず)。
2・iPadminiケースを装着しているせいもあるが、背面板に熱がこもって熱くなる。
3・ホルダを縦使い用に設置していてたまにiPadminiを(横画面専用のアプリがあるので)横置きしたい時に対応が出来ない。
4・lightningケーブルを取り外す時、いちいち背面木ネジをはずさないといけないので面倒。
5・いずれ(MDFはネジ山が弱く)木ネジ穴が馬鹿になる可能性が高いので耐久性が不安。
6・lightningコネクタがiPadminiの自重程度では刺さってくれない。(手でiPadminiを上から押し込まないとダメ)
7・スピーカーをホルダーが塞ぐ構造となってしまっているので音が若干篭った感じになる。
8・構造上画面位置が高くなってしまったが、目線が下がらず指紋認証動作も自然な位置でできて意外に使いやすい。

等々

とはいえ現状の環境(設備・道具・技術)では
ある程度改善は出来てもまあそんなにカッコ良くは作り直せないだろうなーと
いつもならほったらかしにするわけなんですが、
そんなとき雑誌でポートランドのシェア工房「ADX」の記事を目にしまして
世の中にはこんな素敵な施設があるDIYの街があるんだなーと激しく心を揺さぶられ
いろいろと自分のものづくりに対する取り組み方を見つめなおすきっかけとなりまして、
なにか良い機会なので今回はとことん追求してみようと思い直し、
せっかくだからこれをきっかけにブランド名でも掲げて
少しずつ作り進めることにしました。

東京発ものづくりブランド

東京発ものづくりブランド

良い点はなるべく尊重しつつ改善すべきところを一旦整理し、自分がこだわる部分を実現するため
加工精度を求めてシェア工房「Maker’s Base」さんに通ってレーザーカット技術を習得し
試作・テストを何度も重ねて出来たものがコレです!

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MDF合板に精密なスリットを細かく刻み、一枚板を曲げて組み立てるシンプルな構成としました。

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そして専用に開発したlightningコネクタホルダーを兼ねた仕口は、一枚板を接合してしなやかな構造体として成立させます。

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またiPadminiの自重だけではlightningコネクタが刺さらないと解ったので、スリット差込形式はやめてスタンド形式へ変更。
コネクタ部をあえて露出させることで給電状況(コネクタが確実にiPadminiに刺さっているか)を目視しやすくしました。

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そして内包したブラケットパーツを剥ぎ取って

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スリットに差込回し固定すればiPadminiを横画面で支えることができます。

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lightningケーブルは背面の二つの丸穴と前面のスリット穴を通してホルダーに固定します。

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縦画面使用時はlightningケーブルから充電しながら使えます。
下向きのスピーカーを塞ぐものが無くなって、背面板の反射の効果か音は前面に綺麗に響きます。

今回はかなり紆余曲折してこのデザインに行き着いたのですが
iPadminiがしなやかな構造体にもたれかかっている状況を、
あたかも椅子に身をゆだねている姿になぞらえて

Woodchair for iPadmini」(ウッドチェア・フォー・アイパッドミニ)

と名づけてみました。
充電しながら使えるスタイルは一番こだわった部分です。

前板端部には透明な縁ゴムを取り付けて設置面との滑り止めにしました。
ホームボタンを押してもある程度摩擦力があるので机上で動かず踏ん張ってくれます。

またlightningコネクタからはずせば横画面にも対応します。

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スリットを横長にしたのでブラケットの位置が変えられて、iPadminiだけでなくiPhone(5以降)にも使えるようにしました。

仕上げには天然素材の蜜蝋クリームを初めて使ってみたのですがべとつかずサラッとしてて良い印象。
塗装前より合板の彫り部分や断面のレーザーカット焦げが少し馴染んだ気がします。。

出来上がった印象は
MDF合板がレーザー焼けして少し革っぽい感じがして、
革製のSmart Caseに合ってる気がしてるんですけどいかがでしょうか。


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