ソープディスペンサーを改造してみた

インフルエンザ対策とかノロウィルス対策だとか、とかく衛生管理に敏感な時代になったものです。
そのおかげか手洗い石鹸も進化して、ついには業務用で数万円していたセンサー式ソープディスペンサーが家庭用にも開発されて、「薬用せっけんミューズ」ブランドよりかなりお手軽価格で販売されています。

ミューズノータッチ泡ハンドソープAmazon)

センサー式のソープディスペンサーはポンプ式のものと比べて非接触使用できるのでより衛生的。さらに液体石鹸ではなく泡石鹸が(ムース状で)吐出されますので、いちいち石鹸を泡立てる必要も無く、また水切れも良いため、すばやく手洗い洗浄ができて、節水にもなります。

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さてこのミューズノータッチ泡ハンドソープですが、石鹸が無くなったら専用の詰替ボトルを買い替えなければなりません。これが結構な頻度となるためコスト的に安定して使い続ける手段として、自分でボトル内の石鹸を継ぎ足す方法とか考え出されていまして、まとめると以下の3タイプがネット上で紹介されています。

1・ボトルの不透明樹脂部を透明樹脂部から無理やりこじ開けて石鹸を継ぎ足す方法。
2・不透明樹脂部の吐出口から注射器等で石鹸を注入する方法。
3・透明樹脂部を改造してペットボトルキャップで開閉できる注入口を取り付ける方法。

ど れも名案なのですが、新たな方法として100均で手に入るドリル用具とホームセンターで売っているゴム栓を蓋に使ったスマートな方法を開発したので紹介してみたいと思います。ただし雑菌混入リスクがあるため、衛生面を尊重なさる方は純正品の詰替ボトを御利用ください。あくまでソープディスペンサーを低価格で維持利用したい方向けのカスタム方法として見ていただければ幸いです。

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シルバーカラーの同型モデルはキッチンタイプで、標準ホワイトタイプと同仕様。設置場所によって使い分けるのも良いと思います。ボトル交換時はスイッチをOFFにしてセンサー動作を停止させておきます。

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ボトルは上下ひっくり返してディスペンサーに突き刺さってますのでそのまま引っこ抜きます。詰替ボトルは透明樹脂部と不透明樹脂部の組み合わせで簡単に解体できないようになっています。またセット組合せによりいろんな色(香り)の石鹸を選べます。

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まずはじめに透明樹脂部の中央に穴を開けるのですが、肉厚の突起部があり、まずはこの部分を電動ドリルで削除します。

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ドリル歯は100均(ダイソー)で買った木工用ドリルを使ってみました。

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木工用ドリル歯は先端が針状に尖っているので、硬い樹脂でも中心がズレずに穴が開けられます。

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今回は4mmのドリル歯を使い、樹脂の突起部に突き刺します。

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ドリル歯先端を突起部にあてがい、芯をずさないよう注意してゆっくりドリルを回せば難なく穴が開けられます。

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透明樹脂の突起部が削除できて予備穴が開きました。

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この予備穴を中心に100均(ダイソー)ホールソーで本穴を開けます。

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ホールソーの直径はいろいろサイズがあるのですが29mmのものを選びました。

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予備穴は軸ドリルより小さくてかまいません。軸ドリルを予備穴にあわせれば狙った場所に無理なく本穴が開けられます。

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ホールソーがボトル底面を捉えたらゆっくりドリルを回すなどして丁寧に穴を削り開けてください。

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穴あけ完了。穴の周りに樹脂のバリが残ってます。バリカスで石鹸液のつまりを起こさないよう、バリを取り除こうと思います。

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カッターでボトルの内側外側、丁寧に削り取ります。

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おおよそバリが取り除けられたら100均(ダイソー)軸付砥石で穴周囲を綺麗にします。

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穴周囲で怪我しない程度に滑らかになったら、今までの作業で溜まった樹脂カスを水で洗い流して内部を乾燥させます。

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ボトル内が綺麗になったらゴム栓をしてみます。電気設備用「グロメット」28mmを使います。ハンズで4個入り367円でした。(参考

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本来は設備ボックスの配管貫通部のケーブル保護に使われるもので水による劣化は少なく今のところ耐薬品性も良好です。

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グロメットの溝にボトルの穴縁を差し込みます。溝にピッタリはまると思います。

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側面から見てもぴったりはまっているようです。石鹸液の補充の際はこのゴム栓を随時開ければバッチリです。

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石鹸液はサラヤのシャボネット 石鹸液 ユ・ムを希釈して使っています。「手指の殺菌・消毒・洗浄」がウリの昔ながらの緑色石鹸です。(サラヤさんも最近同じようなソープディスペンサーを開発・販売し始めてます)

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まずはボトルに対して半分ぐらい水道水を入れておきます。塩素を取り除かないよう、あえて浄水フィルターなどは使いません。

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自分はボトル1本に対してシャボネットを約20ml使います。100均で買った軽量カップ1杯分が20mlだからなのですが、お好みによって濃くしたり薄くしたり調整してみてください。あまり薄いと泡立ちが悪くなりますので注意が必要です。

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シャボネット原液を、予めボトルに半分入れていた水に入れて希釈した後、軽量カップに付着したシャボネット液を軽量カップ内で水洗浄しつつ希釈し(捨てないで)ボトル内に追加注入していきます。こうするとシャボネットも節約できかつ軽量カップ洗浄も出来ます。

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予備ボトルを別に準備して直前に希釈石鹸を作り置きしておくと、急に石鹸を使い果たした時でもあせることなく取替えできるのでお勧めです。シャボネット500gは一本1000円ぐらいで、おおよそ1年おきに買い足すペース(約70円@月)ですから相当節約できてるんじゃないかな。

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洗面台廻りはとかく水滴でビチャビチャになりがちです。スマートなソープディスペンサーで清潔でスタイリッシュな洗面台を演出してみてはいかがでしょうか。

 


Posted in 100均, ダイソー, ハンズ, ライフスタイル, DIY.

2 Comments

  1. ソープディスペンサーが欲しいのですが、
    詰め替え用が高くて逡巡していたところに、
    こちらのサイトに行き着きました。
    欲しいです!!
    不躾で申し訳ありませんが、売っていただけませんか??

    • なかざわあつこさん、コメントありがとうございます。

      もし御要望があれば有料とはなりますが
      御使用になったミューズの空容器に
      穴を開けてゴム栓を付けて送り返して差し上げますがいかがでしょうか(^_^)

      今までもこのブログを見た方から依頼を受けて何個か加工してあげたことがあります。
      加工希望本数をメール(moro@roppongi.jp)連絡いただければ、
      詳細と簡単な見積もりを返信しますので御検討下さい。

      諸岡宜永

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